不用品を捨てる方法は?処分する際の注意事項や専門業者にお願いするべき3つの理由
2024/03/29
不用品を捨てる方法は?処分する際の注意事項や専門業者にお願いするべき3つの理由
不用品を捨てる方法は?
不用品を捨てたいが、どのような手順でどこにお願いをすればいいのかが分からずに困っていませんか。
ちょっとした小さな燃えるごみであれば、いつも通り捨てられますが、明らかにそうではない不用品ですと、捨てる方法が難しいです。
そこで今回は、不用品の捨てる方法についてお話ししますので、参考にしてみてください。
■不用品を捨てる方法は?
不用品を捨てる方法はたくさんあります。
当然、捨てる方法によっては対応の仕方が異なります。
〇お住まいの自治体
ごみを捨てる場合、自宅の前や指定された場所に集めるなどの方法があります。
ごみ関連は、多くの地域で自治体が管理しているため、捨てる前提の不用品も自治体へお願いするのがもっともシンプルです。
ただし、普通ごみなどでは対応できない不用品は、指定された日と場所に捨てるか、自治体の清掃工場まで持っていくのかの2択となります。
自治体によっては、予約をして指定日に不用品を取りにきてくれるケースもあります。
大きな不用品の場合は、移動が大変ですから現実的ではありません。
〇リサイクルショップ
まだ使えそうな不用品であれば、リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらう方法があります。
リサイクルショップは、お住まいのどこかに存在していますし、利用したことがある人は多いはずです。
リサイクルショップは自治体とは違い、気軽に行きやすい場所のため、大きなメリットを感じられます。
ですが、基本的には持ち込みがメインだったり、引き取ってくれる商品が決まっていたりします。
〇フリマアプリ
自治体やリサイクルショップへ不用品を持っていくのが面倒な場合は、フリマアプリで出品するという方法があります。
フリマアプリであれば、自宅で不用品を撮影し出品するだけですから、自治体やリサイクルショップへ持っていく手間がありません。
ですが、フリマアプリの場合は不用品の撮影から出品、梱包、発送手配までをすべてひとりで対応しなければなりません。
また、不用品によっては金額とニーズが合わずに、永遠と売れないなんて可能性があります。
〇引っ越し業者
引っ越しのタイミングで、不用品の処分を検討されるのではないでしょうか。
引っ越し時の多くは、引っ越し業者に荷物の運送をお願いしますが、ついでに不用品も回収してくれればこのうえなく楽です。
ですが、引っ越し業者で引き取ってくれる不用品は決まっていますし、最近では大手を中心に回収サービスを終了しているケースが増えてきました。
〇知人に譲る
使えそうな不用品であれば、知人にそのまま譲るという方法があります。
不用品を捨てればどこに行くのかは分かりませんが、知人に譲れば安心感があるのではないでしょうか。
とくに大切に使っていた不用品であれば、余計にそう感じられるものです。
ですが、友人がその不用品が欲しいのかどうかで変わってきます。
友人が欲しいのであれば譲るべきですし、そうではない場合は、他の方法を考えるべきです。
〇不用品回収業者
不用品を捨てるもっともおすすめな方法は、不用品回収業者を利用することです。
なぜなら、不用品回収業者であれば指定した場所まで引き取りにきてくれますし、場合によっては買取もしてくれるからです。
つまり、依頼者は自宅にいながら不用品回収業者がくるのを待つだけ、というわけです。
自治体やリサイクルショップに不用品を持っていくこともなければ、フリマアプリで出品する手間もありません。
■不用品を捨てる際に注意するべきことは?
どんな不用品であっても、適切に捨てないといけません。
ここからは、不用品を捨てる際の注意事項についてお話しします。
〇家電リサイクル法について知っておく
もし、特定の家電製品を捨てるのであれば、家電リサイクル法は無視できません。
家電リサイクル法とは、2001年に廃棄物を減らすために作られた法律のことを指します。
家電リサイクル法の対象になるのは、エアコン、テレビ、冷凍冷蔵庫、洗濯機、乾燥機などが該当します。
対象品は燃えないごみや粗大ごみとして処分ができません。
これらを捨てるためには、リサイクル料金を支払わないと法律違反になってしまうため、絶対に知っておくべきです。
〇違法に運営している業者にはお願いしない
不用品回収業者に該当しますが、違法に運営しているところには絶対に問い合わせをするべきではありません。
なぜなら、引き取った不用品を不法投棄する可能性があるからです。
すでに業者に不用品を渡しているからと言っても、不法投棄されたものの持ち主は、当然依頼者です。
持ち主が分かるようなものだった場合、不法投棄に罰せられるのは業者だけではなく依頼者も連帯責任になってしまいます。
ですから大きなリスクがあるため、違法に運営している業者にはお願いしないようにしましょう。
〇不用品回収業者でも引き取りできないものがある
不用品回収業者はなんでも引き取ってくれるため便利ですが、すべてのものが対象になっているわけではありません。
例えば、生ごみや危険物、生き物など、常識的に考えてダメなものは不用品回収業者でも引き取ってはくれません。
また、個人情報が含まれているものなども、トラブルにつながる可能性があるため、引き取ってはくれません。
不用品回収業者にお願いする場合は、処分したい不用品が問題なく引き取ってくれるのかを事前に確認しておくといいでしょう。
■不用品を捨てる際にお願いする専門業者の最大のメリットは?
不用品を捨てる場合はたくさんの方法がありますが、専門業者にお願いするメリットはたくさんあります。
〇回収だけではなく買取もしてくれる
不用品回収業者は、不用品の回収だけではなく、場合によっては買取もしてくれるというメリットがあります。
仮に、自治体に価値のあるものを持って行ってもそのまま処分されるだけですが、不用品回収業者は違います。
自分からみて価値のないものだと思っていても、もしかすれば不用品回収業者からすれば大きな価値を見出してくれるかもしれません。
〇自宅にいるだけで全部やってくれる
自治体やリサイクルショップに不用品を回収してもらう場合、多くのケースでは指定された場所まで持っていかなければなりません。
それが、大型家具や家電製品をはじめ、たくさんの不用品があれば、持っていくのだけでも重労働です。
不用品回収業者であれば、自宅にいながらでも不用品を取りにきてくれますし、そのまま回収してくれるため、しんどい思いをしなくても済みます。
〇自治体が対応していない不用品も対応している
自治体は不用品回収に対応していますが、すべてのものを引き取ってくれるわけではありません。
自治体にもよりますが、家電リサイクル法に関連するものやパソコン関連、コンクリートやレンガ、タイヤなど多岐にわたります。
ですが、不用品回収業者であればほとんどの不用品を引き取ってくれるというメリットがあります。
つまり、ひとつの窓口ですべて対応してくれるのが不用品回収業者のいいところです。
■まとめ
引っ越しや新生活により、どこかで不用品を捨てたいというタイミングはやってきます。
ですが、なんでもかんでも燃えるごみや燃えないごみで捨てられるものではないため、注意しなければなりません。
最悪の場合、不法投棄により罰せられる可能性があるため事前知識は必要です。
不用品を捨てる場合は適切な方法で対応されることをおすすめします。